ケーブル・ガイ

最初に断っておくと東京ローカルのおはなし。ポストのチラシやら実家の回覧やらで気がついたんだけど、責任の所在が総務省なのかCATV業者なのかいまいちわからんがひどい。

今まで新たにできた高層ビルの陰とかでテレビの電波が入りづらい難視聴地域というのがあり、救済として集合アンテナの配信、あるいは無償でCATVを導入して解決してきた。CATVはもちろん地上波再配信であって、プレミアムなチャンネルは見ることができない。それがアナログ停波以降、CATVのデジタル再配信には月500円の利用料が必要になる。これはチラシによれば地デジ化によってゴーストや劣化のない放送が可能になるから……らしい。マジですかー。
ということはなんですか、今東京タワーからのアナログ波が取れないところでも、デジタル波は取れちゃうってことでしょうか。すごいぞUHF。VHFでは通らないビルも高周波なのに貫通する威力だ。
百歩譲って東京スカイツリーが完成して高高度からの放送になるから実質電波障害がなくなるって話ならいい。しかし現状でこれをやるのは明らかに反則だろ? ついでにNHKの偉い人がスカイツリーができてもアンテナの方向は変えなくても大丈夫だろ、とか抜かしてるのもスゲー。
いやはやなんとも。実家は自分で地デジアンテナつけるからいいけどね。