THE BOOK OF LIFE

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0908/25/news005.html

なんつーか……まあamazonは反対する正当な権利があるとは思う。今まで電子書籍を引っ張ってきたわけで、その功績は素直に認めるべきだ。Open Book Allianceという動きも正当だ。実際のところ、電子書籍のフォーマットに関してはオープンでなくてはならない。このへんで複数のフォーマットがあると、ユーザーの利便性が損なわれる。amazonkindleを抱えているが、本来はあらゆるデバイスで表示ができるものでなければ、紙の書籍を超えるものになりえないからだ。
だが、googleが何年も前から仕込んできた恐るべき投資の尻馬に乗るのがオープンか? 思いつかなかったことを先にやられて、負けそうだからってルールを捻じ曲げようとすんなよ。MicrosoftやらYahoo!電子書籍に関するいったい何がある?
もちろんgoogleのやり方は限りなくスパルタンで、それがすべて正しいとも思わないが、じゃあお前らが何をどうするんだ、ということを見せて欲しい。google側のやることは分かっている。Open Book Allianceの描く未来は、google以上の利便性を提供してくれるんだろうな?

http://www.openbookalliance.org/mission/

はっきり言ってデバイス、フォーマット、流通、著作権と、それぞれの利権が絡まりあって非常に複雑な構造になっているところに、googleが空気読まずにアホらしいから全部俺にまかせろと殴りこんできた上に滅法強いんで、既存の勢力とgoogle潰したい勢力がタッグを組んでみました、という情けない状態にしか見えない。……やれやれだぜ。なんかこんなの前にあったよね。ライブドア事件とか。